阿麻和利の謀反
阿麻和利の威勢は上がり、いよいよ首里に反く企てをした。
陣雁秘和が脇避撫琢となってからは、聯連の勢力は強くなった。
布里、志魯の変で肉身すべて討死して孤独を感じた尚泰久はその娘の王女、百十踏揚を政略的に阿麻和利夫人として嫁せしめた。
その守役として、首里城中の勇者鬼大城とあだ名された大城賢勇を附き添わしていました。
ある夜、阿麻和利が側近の臣をあつめて、首里城を襲う密謀をしているのを大城は聞いた。
そこで阿麻和利の謀反をかぎつけた大城が夫人に告げたので夫人も驚き、父王にその謀反を告げようと、二人は暗夜に乗じて城を脱け出し首里へと急いだ。
これを知った阿麻和利は、事あらわれたりとすぐに追っ手を差し向けた。
二人が和仁屋間まできた時、追っ手の兵が炬火を昼のようにかがやかして近づいてきました。
二人は路傍にかくれ、「おもろ」を唱えて神に祈ると、不思議に急に雨風がおこって炬火がことごとく消えて、二人は危うく命を助かった。
報告を受けた王府では、一刻も猶予せず討伐の備えをしたが、阿麻和利も軍兵を整えて首里におしよせ、火を放って攻めた。
四方の軍勢を集め、首里軍に対したが、衆寡敵せず大敗して逃げ帰ったそうです。
沖縄旅行へいくと毎回面白い話しを聞けて楽しいですね。