津和野
今回から島根の人気観光地、津和野の紹介をしていきます^^
幾重にも折り重なる山並みに囲まれた盆地を、南北に蛇行して流れる津和野川。
JR山口線と国道9号が川とほぼ平行して走ってます。
ここは霧の発生しやすい土地柄。
白く薄いべールを何枚も引き去るように霧が消えると、赤い石州瓦をのせた家並みに陽光が射し込む盆地の中でくっきり浮かび上がります。
今回から島根の人気観光地、津和野の紹介をしていきます^^
幾重にも折り重なる山並みに囲まれた盆地を、南北に蛇行して流れる津和野川。
JR山口線と国道9号が川とほぼ平行して走ってます。
ここは霧の発生しやすい土地柄。
白く薄いべールを何枚も引き去るように霧が消えると、赤い石州瓦をのせた家並みに陽光が射し込む盆地の中でくっきり浮かび上がります。
津和野は島根県の西端、山口県との県境近くにあります。
その昔は、津和野藩4万3000石の城下町として栄えました。
藩主の亀井政短は元和3(1617)年7月、因幡鹿野から入府し、以後11代約250年にわたってこの地を治めました。

これは津和野で毎年4月に開催される、「鷲原八幡宮大祭 流鏑馬神事」の様子。
津和野で行われる流鏑馬神事は、亀井家の秘蔵「津和野流鏑馬絵図」に描かれているそのままの様式で行われます。
小笠原流(弓馬術礼法)の格式と伝統を受け継ぎながら、忠実に執り行われています。
津和野の古い町並みは、JR津和野駅の東南にあたる殿町を中心に始まっています。
殿町から本町、祇園丁、魚丁、久保丁、稲成丁などへ広がっています。
津和野川から引いた疎水が町中を流れ、その水路から家の庭に清流を引き入れて鯉を飼う優雅な暮らしが息づく町^^

白壁の土蔵、白漆喰のなまこ壁、格子造りの出窓が目につく殿町通り界隈では、かつての藩校「養老館」前の掘割で悠然と泳ぐ鯉の姿がよく知られています。
6月初旬から中旬にかけ、掘割には美しい花菖蒲が咲き競い、人々が与えるエサに色とりどりの鯉が集まってきます。
町の人たちの鯉に対する愛情は相当なもので、子供のころから鯉を慈しみ、育むことを教えられるそうです。
古い城下町の名残を色濃く残す殿町から津和野川の上流へと向かうと、津和野町出身の明治
の文豪ゆかりの「森鴎外旧宅」が建てられています。
その隣には「森鴎外記念館」。
すぐ近くの「石州館」「津和野伝統工芸舎」では、紙漉きの実演が見られます^^

藩政時代、和紙の原料である楮(こうぞ)の栽培、紙漉きの生産に力を入れた津和野藩。
当時は和紙を専売品として産業の振興をはかったと伝えられています。
津和野の玄関口は、JR山口線の特急列車が停車する津和野駅。

駅を出て、メインストリートの本町へ向かって歩きます。
駅前には観光案内所や産業資料館、貸自転車店、食堂、喫茶店などが建ち並んでいます。
津和野郵便局の界隈には、趣ある"祗園丁"の地名も残っています。
駅前通りを右ヘカーブしたあたりから、本町通りに入ります。

この通りは、一直線に津和野大橋方面へ伸びています。
この道路の両側には、いろいろなお店がいっぱい。
ゆっくり歩くととても楽しいですよ^^
駕籠に揺られながら散策するのも優雅でいいですよね。
郷土料理専門の食事処、江戸時代から伝わる銘菓「源氏巻」を商う老舗の和菓子処、造り酒屋、民芸店、美術館などが建ち並んでいます。
本町通りには、ふと懐かしい想いにとらわれて足を止めてしまう古い木造の店、土蔵が続く狭い路地があちこちで目に映ります。
享保2(1717)年創業の造り酒屋、「橋本本店」。

ここは、現在の主人で15代目という老舗。
軒下に杉玉を吊るした情緒ある店構えが目を引きます。
熟練の技がつくり上げた「蔵出し原酒」は、オンザロックでレモンを浮かべて飲むと美味しい^^
津和野は"山陰の小京都"と呼ばれるだけに、古い町並みの中に優美な趣が感じられます。
本町から殿町に入る少し手前、「菓心庵」の看板を掲げた和菓子処も気になるお店^^

赤い石州瓦に白壁の蔵造りの建物で、玄関先に置かれた土瓶に生けられた季節の花。
そんなすてきな風情に思わずほほえんでしまいます。
津和野の人たちが、自分たちの暮らす町の景観や雰囲気を大事にしていることがよく伝わってきます。
古い城下町の名残を色濃くとどめているのが、殿町通り。

この辺りは、本町にくらべて道幅が広いです。
津和野の歴史を物語る藩校「養老館」や重厚な「家老多胡邸」の表門、なまこ壁の土塀が両側に連なっています。
さらに、道路脇を流れる掘割を群れ泳ぐ鯉が心をなごませてくれますよ^^
ここはひそかに思い描いていた風景そのもの。
鯉を飼ったそもそもの理由は、江戸時代に灌概(かんがい)・防火用に水を引いて、観賞用として飼ったことが始まりなんだそうです。
鯉がゆっくり泳ぐ姿は優雅で心が和みますもんね^^
津和野のメインストリート、殿町をのんびり散策したあとは、生活の匂いのする魚丁、新丁、今市、久保丁界隈へ。
この辺りには、落ち着いた雰囲気の和風旅館、民宿、居酒屋、喫茶店などが並んでいます。
津和野に来たら、名物の「つわぶき御飯」を食べてみてください^^

すごく美味しいですよ。
このつわぶき御飯は、新丁に食べさせてくれる味処があります。
再び殿町に戻って、津和野大橋を渡ります。
ゆったり流れる津和野川の水面に姿を見せる鯉やウグイ^^
とても心が和みます。
川の上流へ向かうみちすじには、のどかな風景が広がっています。
「森鴎外旧宅」まで来ると、レンタサイクルに乗った若い人たちが多いですね。

ここは森鴎外が幼少期を過ごした家。
津和野駅からバスが出ていて、約12分ほどで着きます。
前回紹介した「森鷗外旧宅」の隣にあるのが、「森鷗外記念館」。

旧宅と一緒に見学したいですね。
津和野に来たら、鷗外の青春に思いを馳せる散策コースもおススメです^^
ちなみに貴重な体験ができる手漉き和紙の「石州館」は、この記念館の近く。
人気の施設「津和野伝統工芸舎」は、常盤橋を渡ったすぐ先です。
「養老館」は、かつての津和野藩の藩校です。

ここから数多くの英才が輩出されました。
縁起の良い場所として、受験生などに人気のようです^^
森鷗外、西周もここで学んだそうですよ。
もと剣術道場だったところを民俗資料館として活用しています。
ここは津和野駅から徒歩10分。
開館時間は、8:30~17:00。
年中無休で、入館料は200円です。
津和野の人気観光スポット、「多胡家表門」です。

多胡家は、11代にわたって亀井氏の家老職を務めた、由緒ある家柄。
現在は瓦葺きの武家屋敷門と土塀のみが残っています。
多胡家の隣の大岡家の門をくぐると、すぐ町役場があります。
津和野駅から徒歩10分です。
津和野の定番のお土産といえば、「源氏巻」ですよね^^
こしあんが平べったく巻かれています。
すごく美味しい^^

これは遠く忠臣蔵のころ、藩主亀井氏と、あの吉良上野介とのもめごとを収める際に家老が贈ったものなんだそうですよ。
そんな由来があったとは・・。
源氏巻が買えるのは、山田竹風軒本店などです。
以前紹介した造り酒屋、橋本本店の近くですよ。
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